2025年12月9日火曜日

県人権作文コンテストで表彰されました!

  12月6日(土)に鹿児島市において、県人権作文コンテストの表彰式がありました。

 2年生の壱崎結心さんが「鹿児島県教育委員会賞」を受賞しました。作文内容は、友達の自分らしさについて述べながら、自らの心情の揺れについてもふれたとても素晴らしいものでした。(以下、講評です。)

 今回の人権作文コンテストの受賞作の中には、ジェンダーの問題について触れた作文がいくつもありましたが、その中でも壱崎さんの作文では、「男らしさ」「女らしさ」の押しつけはよくないというテーマを扱っているだけでなく、ジェンダーの問題に実際に触れたときの壱崎さんの心の揺れが表現されていて、読者にとってより解像度の高いものとなっていました。友達が、「かわいい」よりも「かっこいい」を好んでいるために、「女の子なのに変だよ」と言われた。これに対して、壱崎さんは「どうして、かなちゃんと距離を作っているの?みんなで仲良くしようよ。」と言ってみようと思ったけれども、他方で、その発言がかえって友達を傷つけてしまうのではないか、私が善意と思っているこの言葉が、かなちゃん自身が気付いていない何かの距離を感じさせるきっかけになってしまうのではないかと考えて何も言えなかった、というこのエピソードだけでも、壱崎さんの繊細な心の内を垣間見ることができました。かなちゃんの人権を尊重すると一言で言っても、どのように尊重してほしいとか、人によって異なる場合があります。逡巡しながら相手の心にそっと寄り添い続けることが、日々の生活の中で互いの人権を尊重することにつながるということを改めて考えさせられました。

 壱崎さん、おめでとうございました。

2025年12月8日月曜日

絵馬の贈呈

  12月4日(木)の学年朝会時に、鹿屋商工会女性部から3年生へ絵馬の贈呈がありました。

 贈呈式には、うがやくんも来てくれました。全員に「気合い」も入れてもらいました。
 いよいよ来月から入試が始まります。夢実現に向けて、全員頑張ってほしいです。

2025年12月1日月曜日

野球吾平大会

  11月29日(土)・30日(日)の2日間にわたり、「第44回中学校野球吾平大会」が西原球場他で行われました。

 本校野球部が主催ということもあり、生徒・保護者共に気合いの入った試合展開となりました。
 結果は、見事優勝しました!生徒・保護者のみなさん、おめでとうございます!

2025年11月18日火曜日

がん教育「いのちの授業」

  11月14日(金)6校時に、3年生を対象にして、がんサポートかごしまの方々を講師に「いのちの授業」を行いました。

 日本人の約2人に1人が生涯でがんに罹患し、3人に1人ががんで亡くなるというデータがあります。これは、がんは誰にとっても身近な病気であることを示しています。がんの原因は様々ですが、生活習慣との関連性が深く、予防には生活習慣の見直しや、がん検診による早期発見が重要です。また、今回は講師の方が、がんを経験されており、がんの正しい知識やいのちの大切さについて学ぶこともできました。ありがとうございました。

国際理解交流

  11月12日(水)の6校時、台湾の國華(グゥオファ)中学校と交流授業を予定していましたが、台風26号の影響で中止となってしまいました。

 そこで、ALTのプレストン先生が急きょ、国際理解の授業を行ってくださいました。

 シンガポールの文化の紹介や中国語のクイズなど、趣向を凝らした時間となり、新しい発見や驚きのある学びとなりました。

2025年11月10日月曜日

学習発表会

  11月7日(金)・8日(土)に校内学習発表会を行いました。各教科等の展示作品と、今年は特に合唱をメインにした舞台発表を行いました。

 今回は、先生たちの合唱団も編成され、練習の成果を発揮しました。曲は往年の名曲「あの素晴らしい愛をもう一度」。この日のために生徒が下校した後、練習を何回も重ねてきました。評判は上々でした。

 コンクール形式だったので、表彰がありましたが、どの学級も素晴らしいハーモニーで、甲乙付けがたかったです。企画した先生方、熱心に指導に当たった先生方、そして力一杯の演奏してくれた生徒のみなさん本当にありがとうございました。

 展示作品も力作揃いで、8日にゆっくり鑑賞することができました。
 大きな行事も一段落し、これから「静の2学期」を迎えます。授業を中心とする学習面や心の安定に努めてほしいと思います。みなさんお疲れ様でした。

2025年11月8日土曜日

薬物乱用防止教室

  11月6日(木)の6校時、自立準備ホーム「ひごのいえ」の栃原晋太郎さんを講師にお招きして薬物乱用防止教室を行いました。

 年間6500人が覚醒剤使用、7000人が大麻使用所持で逮捕されているそうです。それよりもアルコール依存になる人は年間109万人で、およそ100人に一人の割合になります。

 また、違法薬物よりも最近は若者の間で「オーバードーズ」が社会問題となっています。全ては生きづらさから薬に手を出してしまうようです。もし、こういった薬物の誘惑があったら「断る」「その場から逃げる」ことが大切ということも教えてもらいました。